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ノーベル文学賞受賞作家 オルハン・パムク氏講演会

2008年5月18日
トルコ人作家のOrhan Pamuk氏の講演会に行ってきました!

Orhan Pamukは2006年にトルコで初めてノーベル文学賞を受賞した人です。
日本語訳されている著書も4冊あります。
『わたしの名は紅』
『雪』
『イスタンブール』
『父のトランク』

そんなすばらしい人を一目見よう!
講演後にはサイン会があるからサインもらおう!
と思って参加してきました。



会場には定員の200名を超えているのではないかというぐらいの人が集まっていました。


いよいよ開始時間が迫ってきました。



― 今確認中なのですが、オルハン・パムクさんは体調不良のため、いまだホテルを出発されておりません。みなさまもうしばらくお待ちください。


― いやいや、まあでも来てくれるでしょ。


― 大変お待たせして申し訳ありません。今確認が取れたのですが、オルハン・パムクさんは体調不良のため、講演を行うことができないようです。遠方からお越しいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、まことに申し訳ありません。



サイン欲しかったぁ。
講演を聞きに来た人の中には日本に住むトルコ人もいました。彼らから

いくら体調が悪かったと言っても、みんな待ってたんだから会場に来て5分でもいいから話して、誤らなあかんやろ。

という意見であったり

無責任だ。体調が悪くて、講演できないならもっと早く知らせるべきだ。どうせ前日に夜遅くまで飲んどったんやろ。

という意見もありました。

With great power comes great responsibility.
というSpidermanのセリフが思い出されました。

有名になればなるほど、責任も大きくなるのだな。
今の僕は有名でもなんでもないけど、それでもいろんなことで責任を背負っていると思います。
アルバイトするときでも、車を運転するときでも。
Orhan Pamukに比べたらほんまミジンコみたいな責任かもしれないけど、その中でちゃんと果たせていない責任もあります。
一人の人間として、将来大きな責任を与えられたときの準備として、今すべきこと、できることをどんどん攻めの姿勢でやっていこうと思います。
by ecaep_dlrow | 2008-05-21 18:01 | 日記


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